人生に安定を求める学生は自ら不自由を選択している

原さんインタビュー4 アイキャッチ 国際協力

フリーランス国際協力師こと原貫太氏とSocial留学代表の野中柊平による定期対談企画の第4弾。

「変化の時代に安定した人生を送るにはどうすれば良いか」について議論していただきました。起業とフリーランスを経験した2人の意見はどんなものでしょうか。

起業やフリーランスは茨の道か

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今回はコロナウイルスの影響によりZoom対談です!(みんないい笑顔)

原:よろしくお願いします。今回は、僕が講演会で質疑応答の時間にいただく質問や相談の中から野中さんに聞いてみたいことがあります。

野中:わかりました、よろしくお願いします。いつも僕がたくさん質問してますからね(笑)。早速、やっていきましょう!

原:僕が過去に起業した話やフリーランスとして活動している話をすると、「私も起業(フリーランスを含め)したいけど迷っている。安定した道を選ぶ方が良いのではないかと不安になる。」という相談がよくあるんですよ。これについて、どう思いますか。

野中:フワッとしてるな〜と思います(笑)。ぶっちゃけていうと、そもそも本当にやりたいことがあってそのために起業が必要なら、もう起業してると思うんですよね。

原:確かに。こういった類の相談って、そもそも何に悩んでいるのかが明確じゃないんですよね。漠然としたものが多い気がします。

 野中:ただ、そういう相談に共通している考え方は、「起業は不安定」っていうことですよね。じゃあ、そもそも安定の定義を聞いてみたい。そこがない印象をうけますね。

社会や時代の流れにふれる機会を増やそう

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みんなお風呂上がりかな?さすがズーム対談!笑

原:彼ら曰く、就職は安定で、起業はリスクが高く不安定ということですね。実際に世間的にはそういう捉え方をしてる人の方が多いと思うんです。

野中:僕とは大前提の認識が大分違う気がしますね。個人的には現代は社会の変化のスピードが早すぎるので、起業するのも企業に勤めるのもそもそも不安定だという前提を持っています。

原:なるほど。社会の変化や時代の流れをきちんとキャッチアップできていないと、そういう漠然とした相談になりすいのかも知れない。

野中:だって、この10年で本当にいろんなことが変わりましたよね。10年前と今を比べたら本当にガラッと社会が変わっている。これからの10年でそのスピードがさらに加速することを考えれば、ひとつの企業に就職するだけで安定だとは思わないはずです。

原:そうなんですよね。もっと自分の人生真剣に考えた方がよくないか?って思っちゃいますよね。一方で、そういうことを考えられない人が多い原因は教育にあると思います。

野中:そうですよね。なにかそう思うに至った経験があるんですか。

原:学生起業したときにホリエモンの本を読み漁ったことがあって、ある意味洗脳が解かれたような感覚があったんですよ。今までの学校教育は「言われたことを忠実にこなす人」を作っていくように設計されていたんだなと思いました。

野中:事実、そういう人が多いと思います。一概に悪いとも言えませんが。

原:うん。ただ、今の学校教育はどう考えても社会の変化に追いついてない部分があるので、社会の変化や働き方の変化にもっとアンテナ張って真剣にならないとマズイぞって思います。

野中:同感です。それでいうと、冒頭にあった原さんに相談に来る方々は、その時点できちんとアンテナは張っていらっしゃるんでしょうね。ただ、まだ全てが腑に落ちていないからこそ、そういう相談をしているのかもしれないですね

原:それはあるかも知れません。

現代の安定を確保してくれるのは誰だろう

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みなさん、Stay Homeでこの難局を乗り越えましょう!

野中:あと、話を聞いていて思ったのが、そもそも自分の人生の歩み方を他人に委ねすぎかもしれませんね。例え会社員になっても、自分の人生を安定させられるかどうかって、その企業の中でどういう働き方をするかにかかっていると思うんですよ。

原:確かに。単に所属しているだけでは安定とはいえない。僕が違和感を感じていたのはそこかも知れないですね。世間で言われているところの安定という言葉には、自分の人生を他人に任せている感が否めないんですよね。

野中:そうですよね。この時代では何を選んでも安定不安定は自分次第。

原:これだけ変化が激しい時代において、どこにいたってその変化の渦には巻き込まれるから、自分の力で生き抜く力が大事で、それを安定と呼ぶなら腑に落ちる気がする。

野中:何をするかの前に、何を思って生きているかが大事ですよね。漠然とした安定か不安定かの相談みたいなものが出ない状態が安定かもしれませんね。不安定なのが怖いですっていう人はその不安を解消する手段を探すのではなくて、その考えが浮かんでくるマインド自体を見直さないと。

野中:僕はどう考えているかっていうと、やりたいことがあってそれをやれない方が恐いし、不安定な状態なんですよ。

原:やりたいことをやって失敗しても、納得して立ち向かえますんもんね。山あり谷でもそっちの方が絶対に楽しい。

野中:そう。人生は何をやりたいかでしかないから、他人がどうかとか、他人にどう思われるかとか関係ない。自分の意思で自分の人生を決めれられてない方が不幸せだと思う。

原:たしかに。

野中:自分の定義によっては仮にホームレスになることが不安定かっていうとそうじゃないし、キャッシュがゼロになることがあっても不安定じゃないんですよ。

原:野中さんってアドラー的な考え方の持ち主ですね。アドラーはその本の中で、あらゆる悩みは対人関係で生じていて、その中のひとつに周りからどう思われるかや、他人軸で生きてしまうことが人間にはあって、その生き方は不自由だと書いている。

野中:安定を求めること自体が問題ではなくて、世間でいうところの安定というものを漠然と追いかけている状態は、他人の尺度で自分の人生を決めている危険性があるよねっていうのが結論ですね。

原:最初の質問が出るということは、その次に何をするか考えるフェーズにはまだ達していなくて、自分の幸せとは何かを真剣に考えるところから始まる、って感じですね。ありがとうございました。

野中:ありがとうございました!

 

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