普段観光で行くような華やかなフィリピンではなく本当の姿のフィリピンに実際に足を運び生活を体験し、現地の声を聞きき、今後の人生を豊かにいかす事ができるスタディーツアーです。
【こんな人にオススメ】
・国際協力/貧困解消に関心がある方
・教育支援、特に「ライフスキル教育」に関心がある方
・フィリピンの貧困地域を訪問したい方
・英語・タガログ語を使いたい方
このスタディーツアーをする意味
ソルト・パヤタスの現地生活体験プログラムは、フィリピン・ケソン市、パヤタス地区、リサール州カシグラハン地区の住民の協力を得て実施しています。
現地の暮らしを見せてもらい、体験し、住民と対話することによって、本当の現地の状況や人々の思いを、直接参加者の方ご自身で感じていただくことを目的としたプログラムです。
1995年からこれまで2500名を超える方々を現地にご案内してきました。
それぞれが日本では得難い気付きや学びを得て帰られます。訪問がきっかけとなり、人生が変わった方もいらっしゃいます。
「まさに百聞は一見にしかず。大変な環境の中、自分たちの力で改善に向けチャレンジし続けている皆さんの姿に元気をいただきました…」
「また会いに来たい」
「自分の悩みはちっぽけ。うまく言えないが、これから生きる意味を考えて人生を歩んでいきたい」
「子どもと一緒に参加してみてよかった。子どもがいろんなことを考えるきっかけになったと思う…」
多くの方に、現地の状況を知っていただき、現地で体験したものを様々な人に伝えて頂きたいと思っております。
このスタディーツアーの内容
外からわざわざこの地に足を運んで来てくれる人がいる、関心を持つ人がいる、このことはこの地で暮らす人たち、とりわけ前向きに頑張ろうとする人たちにとって励みになっています。
参加していただくことが、現地のエンパワメントにつながります。
また、参加費には、現地住民団体への報酬、地域の子どもたちへの教育活動としての寄付が含まれています。このプログラムは、ご参加いただくことで現地の住民に仕事や収入の機会ができ、参加費が子ども達の教育支援活動の資金源になります。
自己紹介・地域説明
1日の始まりは、受け入れてくれる皆さんとの挨拶から。自己紹介をし、訪問の目的や1日の流れを共有して、現地の人たちと過ごす濃い時間がスタートします。
また、パヤタス・カシグラハンがどのような成り立ちでできたのか、どのような人々が暮らしているのか、どのような仕事があるのか。まずは地域の概要を知ってもらいます。
ごみ山崩落事故慰霊碑訪問
2000年7月、ごみ山が崩落し300名以上の方がごみに埋もれ命を落としました。当時の話を聞き、犠牲者と今も当時の痛みを抱えて暮らすパヤタスの人達へ想いを馳せる時間です
地域散策・家庭訪問
人々が行きかう路地、またすれ違うのも苦労するような狭い道、市場、学校など、地域の中を住民と一緒に歩きながら、人々の生活を五感で感じてもらいます。
家庭に実際にお邪魔して、家族から生活状況や将来の夢などを話してもらったりします。現地の人々が抱えている困難、またそれに対する挑戦、想いを直接聞いてもらいます。
ソルト・パヤタス事業説明
現地で日々実施している事業の内容やその成果、また現場で直面する課題や悩みなど、現地でしかできないお話をさせて頂きます。
NGO、受益者の双方から話を聞けるこの場は、これから国際協力に携わろうとしている人、既に関わっていらっしゃる方にとっても非常に貴重な情報交換の場になると思います。
仕事体験(刺繍体験)
女性収入向上のグループ「LIKHA」のメンバーに刺繍を教えてもらいながら、体験をしてもらいます。世界に1つだけの、刺繍が作れます!
図書館見学・子どもたちとの交流
ソルトが運営している図書館を訪問し、見学をして頂きます。特に土曜日はたくさんの子どもたちが参加しています!
スタッフとの振り返り・質疑応答
訪問した感想、ツアーを通じて出た新たな疑問を住民やスタッフに共有して頂き、意見交換を行います。
皆さんと意見公開し、議論をすることは現地の人へのエンパワメントにもつながります。
オプション
訪問先への謝礼、準備の経費などが別途かかるため、追加料金を頂いております。
現地学校視察(平日のみ)
地域にある公立学校を訪問し、先生のお話を聞いたり施設や授業風景を視察したりします。
医療機関視察(平日のみ)
地域にある保健施設を訪問し、地域の医療環境の視察をしてもらいます。
子どもたちとの交流(土曜日のみ)
お互いに出し物を披露したり、テーマを決めてディスカッションを行ったりします。日本の文化紹介などをされる方もいらっしゃいます。
他にも、ジャンクショップ訪問やトライシクル乗車も可能です!
コースについて
3時間コース、5時間コース、1日コース、2日間コースからお選びいただけます。
3時間コース
パヤタスかカシグラハン地域のいずれかをご訪問いただくコースです。(お食事なし)
地域説明、散策、家庭訪問、ソルトの事業説明が組み込まれています。
5時間コース
3時間コースに加えて、お仕事体験を実施頂きます。半日ですが、地域の人たちの暮らしやソルトの事業を十分ご理解頂ける、人気のコースです。
1日コース
ゴミ山のあるパヤタス、再定住地のカシグラハンを訪問し、それぞれの暮らしぶりを比較できるため、より深くフィリピンの貧困について学ぶことができます。
2日間コース
両事業地を1日ずつかけて、ゆっくり体験・交流ができます。現地スタッフや地域の人との意見交換も十分にできるので、研究・調査目的の方にもご利用いただいております。
5時間コースの一例
7:30-9:00 お迎え・移動
9:00-9:30 オリエンテーション、地域に関しての説明
9:40-10:00 ゴミ山崩落事故慰霊碑訪問
9:50-10:10 地域散策・ごみ山見学
10:10-11:00 家庭訪問
11:00-11:30 子ども図書館見学、教育事業説明
11:30-12:30 ランチ
12:30-14:00 女性収入向上事業(LIKHA)工房見学・事業説明・刺繍体験
14:00-14:30 振り返り・質疑応答
14:30-15:30 お送り・解散
参加費用
参加人数とコースによって、料金が変更します。
フィリピン人スタッフコース(通訳なし)
3時間:7,500ペソ(1名参加)、4,500ペソ(2名参加)、4,000ペソ(3名参加)
5時間:10,500ペソ(1名参加)、6,500ペソ(2名参加)、5,000ペソ(3名参加)
1日:11,000ペソ(1名参加)、7,200ペソ(2名参加)、6,000ペソ(3名参加)
2日間:20,000ペソ(1名参加)、13,000ペソ(2名参加)11,000ペソ(3名参加)
日本人スタッフ同行コース
3時間:10,000ペソ(1名参加)、6,000ペソ(2名参加)、5,000ペソ(3名参加)
5時間:13,000ペソ(1名参加)、8,000ペソ(2名参加)、6,000ペソ(3名参加)
1日:13,500ペソ(1名参加)、8,000ペソ(2名参加)、6,500ペソ(3名参加)
2日間:24,000ペソ(1名参加)、15,000(2名参加)、12,500ペソ(3名参加)
※上記の数字はおひとり様あたりの価格です。移動用車両費も含まれております。自家用車をお使いになられる場合は、お申し出ください。
※航空券、宿泊費は含まれておりませんので、ご自身で手配されるようお願いいたします。
参加者の声を一部ご紹介します。
20歳女性
47歳男性
待っていては何もわからない。自分たちの力を信じて進もうという姿勢はわたしたちもいろいろなことで生かせると思いました。お昼までごちそうになりました。本当においしいフィリピンの味として忘れません。
このスタディーツアーのメリット
現地の家庭を訪問することによって、現地の暮らしなどを肌で感じ、今までにない価値観を得ることができます。
また、普段見ることのできないことだからこそ、その場所の人達は何を考え何をしているのか発見、体験することができます。さらに、現地の家庭訪問を通して実際の生活を自分の目で見て、聞きたいことを質問をすることができます。
ツアー内容が最短3時間ー最大2日間と幅広いので自分にあった日程、期間を選択することができます。
1995年からこれまで、2500名を超える方々を現地にご案内してきました。
訪問がきっかけで、自分の世界を広げるチャンスにもなります。
興味のある方は是非、ご参加ください!