活動理念
「TRAVELING FOR CHANGE ~変化につながる旅~」
私たちは新しい旅のかたちをお届けしています。旅としてのワクワク感、それと同時に新たな発見や学びのあるソーシャルツーリズムです。
一方でパートナーであるコミュニティの人々は支援先ではなく共に働く仲間として関係を築き上げています。
活動背景
フィリピンに取材で訪れた当時ジャーナリストのイギリス人男性Tomが、途上国として見ていたフィリピンの貧困であったコミュニティにて人々の優しさに触れ、フィリピンの本質となる部分を多くの人に知って欲しいと感じたことからMAD Travelははじまりました。
また、共同創業者のRafはサンバレス州の山を写真に撮ってSNSにあげたところ、多くの人から「その山は禿げてしまっていて美しくない」とコメントをもらい、フィリピンの自然を守る観光のかたちをつくっていこうとMAD TravelをTomと立ち上げることとなりました。
フィリピンにおける原住民族コミュニティでは、独自の文化の中で生活していく中でも「教育」や「衣食住」といった基本的な生活が整わずに命の危険にさらされたり、生き延びていく術がないという現状があります。
活動内容
MAD Travelはフィリピン現地のコミュニティと協働し、持続可能なソーシャルツーリズムという旅のかたちをお届けしています。
誰でも参加できる「旅」を通じてフィリピンに存在する不平等を減らしていくことをミッションとしています。
サンバレス州のアエタ族をはじめとしたフィリピンのコミュニティの中で生きる人々と出会い、彼らの文化を体験し味わい、発展と共存について共に考えていく、またプラスチック廃棄問題で世界の中でも最悪といわれるフィリピンから環境保全について考えていくためのツアーなどを展開しています。
現在は週末開催のツアーや世界各地の大学や企業と協働して、旅を提供しています。
これまでツアーを通して、コミュニティに対しては計40000本の苗を植林し、コミュニティからは約46名に対して雇用を生み出し、32種の収入源となる仕事などを創り出してきました。
今後もパートナーコミュニティを増やしていくと共に、日本をはじめとした世界中の旅人をフィリピンの人々と繋ぐプラットフォームとなっていくことをMAD Travelは目指しています。