認定NPO法人アイキャン

活動理念

「アイキャンな人(できることを実践する人)」を増やすことで、世界中の子どもたちが享受できる平和な社会をつくります。

活動背景

アイキャンは、フィリピンを旅していた1人の会社員が路上の子どもの置かれた過酷な現状を目の当たりにし、「何かできることはないか」と考え、友人と集めた5万円で1994年に設立されました。

「アイキャン」という名称には、政治や宗教、人種、国籍にかかわらず一人ひとりの「できること(ICAN)」を持ち寄って活動を進めるという意味が込められています。

たった1人から始まった団体ですが、今では70名を超える有給スタッフと約200名のボランティアが「できること」を持ち寄ることによって、フィリピン全土で幅広い活動を行っています。

活動内容

I. 危機的状況にある子どもたちと「ともに」行うプログラム

子どもたちが貧困や紛争に苦しむことのない平和な社会を目指し、5事業を実施しています。

1. 紛争の影響を受けた子どもたち(コタバト州ピキット町、マギンダナオ町)
平和教育実施能力および紛争調停能力強化事業等

2. 路上の子どもたち(マニラ市、ケソン市、サンマテオ市)
路上教育、協同組合強化、カウンセリング短期・長期保護施設の運営等

3. 先住民の子どもたち(プキドノソ州)
先住民の人々の生活向上に向けた、教育環境改善、ソーラーランタンの提供等

4. ごみ処分場周辺に住む子どもたち(ケソン市)
フェアトレード商品生産者団体の組織強化活動等

5. 自然災害の影響を受けた子どもたち
教育環境の復興活動等

ll.「できること(ICAN)」を増やすプログラム

社会問題の解決に向けて行動する人や団体で溢れる社会を目指し、8事業を実施しています。

1. 国際理解教育事業
講演、帰国報告会、事務所訪問受け入れ、海外研修の実施等

2. 語学教室事業
市民の語学力向上と開発課題への理解促進を目指す英会話・フィリピン語会話教室

3. スタディツアー·研修事業
フィリピンでの「貧困」問題の啓発

4. フェアトレード事業
ごみ処分場周辺地域の住民が生産するフェアトレード商品の販売、啓発等

5. NGO相談員事業
中部地域のNGOや国際協力に関する相談対応、出張講演等(外務省より受託)

6. インターン育成事業
将来NGO職員となる人材の育成

7. 政策提言
NGO外務省連携推進委員会、NGO-JICA協議会への出席等

8. MYアイキャン事業
書き損じハガキ等の物品回収、街頭募金等のボランティアの機会提供

メンバー

募集中のプログラム

注目のコラム・体験談

団体情報

団体名 認定NPO法人アイキャン
組織形態 NGO
代表者 直井 恵
設立年 1994年
組織規模 60名
住所 38 Don Doroteo St., Don Enrique Heights, Brgy., Holy Sprit, Quezon City
電話番号 02-397-9054
HP http://www.ican.or.jp/
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