マニラで海外インターン〜ソーシャルツーリズムを世界に届ける〜

海外インターン

こんにちは!MAD Travelインターンの長谷川です。

現在僕はフィリピンのマニラに滞在して、MAD Travelというソーシャルツーリズムを提供する旅行会社で海外インターンをしています。

フィリピンをはじめとした海外でのインターンや、ソーシャルビジネスに興味のある人はとても多いと思います。僕もその一人でした。しかし、慣れていない海外での生活や、ソーシャルビジネスの中でどう働くかなど、知らないことが多くて不安なこともありますよね。

そんな不安を少しでも和らげるためにも僕の経験をもとにした、フィリピンでの生活や、ソーシャルツーリズムでの働き方をシェアしたいと思います。

この記事を通して、フィリピンでのソーシャルな活動に関わる海外インターンについて知っていただき、ソーシャルビジネスでの海外インターンに前向きになっていただけたらと思います。

自己紹介

名前:長谷川 大知
出身:東京都
大学:武蔵大学 GSC 3年

今は夏休みを利用してインターンをしていますが、普段は武蔵大学で学んでいます。グローバルスタディーズを専攻していて、その一環としてSDGsについて学びました。

1年生の時にオーストラリアの語学学校に2ヶ月留学。2年生の時にはマイノリティの人権啓蒙活動として、難民とLGBTQの人権ワークショップを行いました。

その時に、MAD Travelで働いている方からインターンのお誘いをいただき、環境問題や少数民族の人権の問題を持続的な方法で解決していくというやり方に惹かれて、即決で参加の返事をしました。

MAD Travelでは、ワークショップの企画、営業、翻訳など様々なことに携わらせていただいています。

社会的企業MAD Travelとは

MAD travelインターン②のアイキャッチです。

MAD Travelはリアルなフィリピンの文化や人々に出会う、フィリピン現地のソーシャルツーリズムを提供する旅行会社です。

社会問題を知るきっかけや社会貢献に繋げつつ、様々な楽しいアクティビティや現地のコミュニティの人々との交流、植林体験などができる、本来の観光とは一味違ったユニークなツアーを提供しています。

海外インターンをフィリピンの社会的企業でした理由

大きく分けて理由は2つです。

1つは自分探しです。
実は僕のお母さんはフィリピン人です。なので、家庭ではフィリピン文化が浸透していました。キリスト教の彫刻が家にあったり、ごはんがフィリピン料理だったり、日本人のお母さんとは違う、すごい勢いの叱られ方をされたり。笑
そういう人生を送っていく中で、自分の一部でもあるフィリピン文化に興味がわき、ルーツに深く触れるためにフィリピンにしました。

2つ目は、フィリピン人の人柄です。
個人的にフィリピン人はとてもフレンドリーで、明るいイメージです。お母さんの友達のフィリピン人と話したときも、家族のように接してくれました。初対面でも友達のように話してくれるコミュ力は圧巻です。笑

発展途上国、貧困や犯罪のなどの悪いイメージが先行してしまうフィリピン。しかし愛されるべきフィリピンの人々や文化をもっと知ってほしい、広めたいという思いでインターンをしています。

社会的企業MAD Travelの雰囲気

従来の日本の働き方とかけ離れていて、働く時間や場所はあまり決められていません。
「この日はここでみんなで仕事をしよう!」と声がかかったり、仕事内容も割り振られますが、基本的には自由です。

会社のメンバーはみんなとっても明るく、フレンドリーです!
インターンに参加させていただいたばかりの頃は、みんな別々の場所で仕事をしているので、あまり顔を合わせる機会がなかったのですが、年1回に行われる会社全体のチームビルディングに参加したときに、メンバー全員と顔合わせすることができました。

自己紹介をしたときに、みんなが、「フィリピンはどう?」「日本ってどんな感じ?」など興味を持って質問をたくさんしてくれました。

チームビルディング研修では、楽しいアクティビティ、MAD Travelを深く知るワークショップ、みんなを囲んでの食事などを通して、チーム内の人々ととても仲良くすることができました。

さらに、ソーシャルビジネスで働いているということもあって、MAD Travelの人々は普段からサステイナビリティを意識しています。ペットボトルではなくタンブラーを持参している人がほとんどで、買い物でもエコバッグを使います。

すごく楽しく、面白いだけでなく、常に環境や人々の生活について考えている尊敬できる人々の集まる会社だと心から感じました。

マニラでの海外インターンで大変なこと

生活面では、まず食事。
水は必ず買うか、ウォーターサーバーのものを飲みましょう。僕は親戚の家に滞在していて、出された水を最初は飲んでいたのですが、2日目にもうお腹を壊してしまいました。

さらに、意外と食事のカロリーが高く、野菜は少なめです。おいしい料理はたくさんあるのですが、味の濃いものが大半で、お米がほとんどの食事についていきます。サラダを見つけるのは意外と大変です。僕は来た当初よりも太ってしまいました…。
フィリピン料理はとにかくおいしいので、量とバランスに気を付けて楽しんでください!

仕事面では、非常にフレキシブルな働き方というのもあって、自己管理能力が問われます。
働く経験は日本でのバイトしかなく、言われてきた業務をこなしていくということが多かったので、自分でスケジュールを決めたり仕事を探したり、期限を決めることが新鮮ではありましたが、難しくも感じました。

自分で考えて動くことは大変ですが、自分の成長につながっていることを実感しています。自己管理や柔軟なスケジュールを頭に入れておくと、働き方に慣れると思います!

海外インターンにまずは飛び込んでみませんか?

ここでは、フィリピンでの生活や、ソーシャルツーリズムの会社での働き方を、自分の体験を通して書かせていただきました。実際に、経験しないとわからないことが多かったり、不安に感じたりすると思います。この記事を読んでいただいて、少しでも皆さんの背中を押せていたらと思います。

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