海外インターンで、国際ボランティアサークル所属の私が感じたこと

海外インターン

NPO法人ハロハロでの海外インターン+StoryShareセブでの語学留学を組み合わせたプランに3週間参加した岩尾南実さんの体験談です。

彼女が国際協力に興味を持ったきっかけ、実際に現場で活動して感じたことを赤裸々に語ってくれました。

国際協力に興味を持ったきっかけ

幼少期から外国のことや国際的なものに興味を持っていたのですが、高校まではなかなか国際協力に直接関わる機会がありませんでした。

大学入学時に、何か特別なことがしたいと思い見つけたのが国際ボランティアサークル。今まで経験したことのない海外ボランティア活動のお話を聞いて国際協力に興味を持ち、現在活動をしています。

なぜフィリピンで海外インターン?

国際ボランティアサークルに所属している私は、主にフィリピンの貧困地域の支援活動をしており、普段からフィリピンについて学んでいます。

昨年、実際にサークル活動の一環で1週間フィリピンを訪れたこともあり、初めてのインターンなので、今の自分にとって1番身近なフィリピンに行って沢山のことを感じ学び、自分自身成長してサークル活動にも還元できたらと思い、フィリピンでのインターンを決めました。

具体的なインターンの仕事内容

午前中は8時から12時まで幼稚園でインターンをし、午後は語学学校で1日4時間英語の授業を受けました。今回のインターンは短期間ということもあり、幼稚園の運営サポートと資金調達、インターンやボランティア募集のPR活動を行いました。

メインである幼稚園の運営サポートでは子どもたちの学習のお手伝いをしました。子どもの年齢は5歳くらいで、基礎的な読み書きの練習をします。主に授業後にする習った内容の練習の時に、子どもの横に座って間違っている子やできなくて困っている子たちに教えることが仕事でした。意思疎通を図ることが難しく苦労しましたが、理解して出来るようになってくれた時はとても嬉しくやりがいを感じました。

NPOハロハロのフェイスブックやツイッターで幼稚園の様子などを紹介しながら、資金調達やインターン、ボランティア募集のPR活動も行いました。

国際協力の現場でインターンをして感じたこと

実際に現地に行って、やはり貧困について考えさせられました。インフラも人々の生活も服装も日本とは大きく異なります。しかしそんな中でも子どもたちの眩しい笑顔があって元気付けられる毎日でした。そしてインターンを通して、子どもが教育を受けることの重要性を強く感じました。

私は幼稚園の運営サポートをして、学校に通えない子どもたちが沢山いるフィリピンで、幼稚園から教育を受けることの素晴らしさ、そしてこれから大人になるまで継続して教育を受け続けることの必要性を感じました。

小さい頃から教育を受けることは親の子どもの教育に対する関心にも繋がると思います。親の教育への意識も途上国においては重要だと思います。

また私は、今回参加したNPOとは別のNPOの学生支部として普段活動しているのですが、その支援や活動内容には似ている部分が多くありました。これについては詳しく知らないので個人的な意見になるのですが、今後もっとNGO/NPOが連携を図り共同で支援したり交流する機会があれば、国際協力も発展しより良い世界になるのではないかと感じました。

Social留学でインターンをした感想

Social留学に参加したメリット

私は昔から留学に行きたいと強く思っていました。しかし正直語学を学ぶだけではなにか勿体ない気がして、せっかく途上国に行くなら何か特別なことをしたいと悩んでいた時に見つけたのがSocial留学でした。

今回Social留学に参加して、本当に良かったと思っています。留学費用の一部が寄付され自分の留学が直接的な貢献に繋がること、そして語学学校だけでは得られない貴重な経験をすることもできました。

良かった点として、学校から出てインターンに参加することで更に実践的な英語を身に付けることができたと思います。私の場合語学学校からインターン先までかなり離れていて、毎日自分一人でローカルな乗り物にのるということも、自分一人でもできるんだという自分の成長や自信に繋がりました。そして貧困地域を自分の目で見て現地の人とお話しする中で、貧困の現状について知り沢山のことを学びました。

また、3週間という短期間だったためインターンの受け入れも普通であれば難しいところを、私の希望に近いインターンを沢山探して紹介していただき本当に嬉しく思っています。留学前分からないことだらけで沢山質問してしまったのですが、ひとつひとつの質問に本当に親身になって丁寧に答えていただいて、とても助かりましたし不安を取り除くことができました。本当に手厚いサポートだなと感じました。

Social留学の改善点

特にありませんが、強いて言うならばNGO、語学学校の連携がまだ弱いのかなと感じました。この連携が強まればこれ以上ないくらいより良いものになると思います。また、留学前や留学中に私のように不安を感じる方も多いと思うので、今回と同様にこれからも相談しやすく身近で密な関係性を築いていってほしいです。

海外インターンの経験を今後に生かすには

まずは今回の経験をサークル活動に生かし、自分の感じたことを国際協力に興味があるないにかかわらず沢山の人に還元していきたいです。この経験は自分にとってかけがえのない貴重なものになりましたし、語学力だけでなく人としても成長することができたと感じています。

今回学んだ貧困の現状、現地の人々の温かさ、仲良くなるのに言語の壁はないということ、失敗を恐れず挑戦することの大切さ、積極性と責任感をもって最後までやり遂げることなどを、これからの将来に生かしていきたいです。

不安を恐れずに挑戦すれば成長できる

私も最初は留学に行きたい!ボランティアやインターンにも参加したい!という思いだけで、自分がどうすれば良いのか具体的なことはなにも分からず不安だらけでした。

そんな時Social留学を見つけて、私の留学のビジョンがはっきり見え、親身に相談に乗ってくれて不安もなくなりました。英語も普段使わないので話せる自信もないし、海外に3週間も1人で行くのも初めてで正直怖かったですがなんとかなります!

Social留学の方もそうですし現地でも周りの人が助けてくれます。失敗を恐れず挑戦した今、私は大きく成長できたと思っています。何かをしたいという思いがあるなら諦めずに挑戦してほしいです。

応援しています!

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